昨日 祖父がびっくりする発言をしました。
母とクーラーの効いたリビングでくつろいでいるときです。
昨日の夜は 夜になっても気温は涼しく下がるわけではなく
蒸し暑く 無風でした。
私と母の話声につられてか
自分の部屋から出てきた祖父。
「 いやーこっちの部屋は涼しいな! 」と言いながらこっちの部屋に来ました。
「 おじいちゃん、クーラー効いてないの? 」と尋ねると
「 日中じゃないし、付けてないよ! 」
といいました。母と私は驚きました。
「 なんでよ!?つけなよ!熱中症になるよ? 」
というと
「 熱中症なんかにならないよ!汗かかないから そんなに熱いわけじゃないんだよ 」
といいました。
ご高齢になると代謝が悪くなり汗はかきにくくなるらしいです。
それをうちの 祖父は 「暑くないから 汗をかかない 」
と勘違いをしていたそうです。
確かに 昔からクーラーがあった訳じゃないのでクーラーを使うのは
馴染みがなく抵抗が あるのでしょう。
その時思いました。
「 ああ。こうして 年配の方は熱中症になってしまうんだろうな 」と・・・
うちの祖父は、ボケはなくしっかりしています。
だからこそ「 自分は大丈夫 」 という自信があったのでしょう。
怖いですね。
「頭 ぼーっとしないの? 」と聞くと
「言われてみれば少し頭がぼーっとする感じあるかな? 」といいました・・・
私は 母と大慌てで水分を取らせ涼しい部屋で体を冷やさせました。
しばらくすると「 頭痛も取れ ぼーっとしなくなった 」といってきました。
それを聞いてほっとしました。
それから 母とそれは熱中症引き起こす寸前だったんだよ。と
危なかったことを説明し これからは ちゃんとクーラーを付ける。
と約束しました。
この時何気ない会話がなければ もしかしたら 今年祖父は熱中症になっていた可能性が
あると思うと怖いです。
クーラーを付けたからといって安心できるわけではありません。
食事、睡眠、こまめな水分補給、栄養バランスをしっかりし
夏こそしっかり 体調を整えることが大事ですね。