昨日は旬の果物、ブドウをご紹介しました。
さて、ブドウから作られるものといえばワイン。
最近ではワインに果物を漬けた「サングリア」も人気を集めていますね。家庭でも簡単に作れるので、手作りしているという話も耳にします。
ワインはブドウの果汁を発酵させてつくりますので、ブドウに含まれている成分がほとんど取り入れられます。
ミネラル、ビタミン、ポリフェノールなどが含まれているため、近年では健康にもよいと効果が期待されています。
食品に含まれていますビタミン、ミネラル、ポリフェノール等は通常人体に30から40%しか吸収されませんが、ワインに含まれているこれらの成分は100%人体に吸収されるとも言われていているそうです。
赤ワインと白ワインでは含まれている成分の量が違うため、それぞれことなる効果があるそうです。
赤ワインには、抗酸化作用を持つポリフェノールが多く含まれています。
◆ポリフェノール
動脈硬化やがんの予防になるといわれています。眼精疲労の改善や、最近ではアンチエイジングにも効果があるといわれています。ポリフェノールの抗酸化作用には、肌のメラニン色素の沈着改善をするので、美白作用があります。そのため肌に透明感を出したり、顔色を良くしたりなどの美肌効果もあるとされています。
また白ワインにはカリウムが豊富に含まれています。
◆カリウム
カリウムは体内の余分なナトリウムを排出する働きがあります。それによって利尿作用、新陳代謝の活性化されるので、デトックス効果があるとされています。
白ワインに含まれる有機酸とアルコールの効果で、殺菌作用もより強くなるので、食中毒などの予防にもなるそうです。
いくら健康に良いとはいえ、アルコールですので飲みすぎはよくありません。ワインは1日に100mlから360mlを食事中に飲むと効果的といわれています。
秋の夜長に、おいしいおつまみと一緒にワインはいかがでしょうか。