スポーツには励めば励むほど腰や膝に負担がかかり、けがを導くことが少なくありません。特に最近は中高年で趣味としてランニングに励む人口が増加してきたのも、こういった話題があがるひとつと考えられるでしょう。ランニング含め陸上競技、その他のスポーツでも多い怪我の2大原因として腰痛・膝痛があります。最初は筋肉痛程度であったものが徐々に慢性化し、起き上がれない、階段を上り下りしにくい状態にまで陥ってしまうこともあります。治療して手っ取り早く痛みを取り除くことが良いといえるでしょう。整体院や鍼灸治療院が代表格です。その痛みの原因が体の浅い部分なのかどうかで判断されると良いとおもいます。より慢性的になればなるほど鍼灸での治療が有効になります。市場でも近年マッサージを謳ったテナントが一気に増加しました。そういったところで一時的なコリをすぐに解消することを必要かと考えます。筋肉の炎症での怪我であれば痛みも我慢しやすく、炎症が自然と治っているケースもありますが、やっかいなのが次にお話しする神経痛です。神経の痛みは何とも言えない、防ぎようのない激痛がはしります。腰痛や下肢にかけて起こる代表的な神経痛が坐骨神経痛です。前屈するなど下肢の裏側にテンションをかける動作で坐骨の上を走る神経が引っ張られ痛みを引き起こします。軽度なものであればテーピングやお灸での治療で改善がみられるかと思いますが、慢性的なものは筋肉への施術では施こすことが困難な部位なので整体院での治療が必要です。スポーツでは怪我はつきものですが、体を鍛えることも含めて継続的に体を動かし続けることが大切です。3か月作り上げた体は1週間の怠惰な生活でもとに戻ってしまいます。怪我を引き起こさないことを前提に、体のケアもスポーツの一環ととらえて望んでいかれることをおすすめします。季節的にも暖かくなり関東近郊では千葉や埼玉、東京の河川沿いなどでマラソン大会を開く市区町村も多くなってきました。気軽に参加し自身の能力開発に努め、記録の更新に臨んでください。また完走後のケアは準備以上に大切に行い、暖かくなればなるほど脱水症状も起こしやすくなるので、水分補給も常に念頭にいれて望んで頂きたいと思います。障害スポーツとして体を動かす文化が定着しつつあることは、日本にもゆとりがうまれてきた証と思います。皆さん、ランニングにかかわらず定期的に体を動かし、汗を流しましょう!