まず坐骨神経痛とはどのようなものなのか。知らない人も多いと思います。歩いている時や椅子から立とうとしている時などにお尻や太ももに痛みを感じたことはありませんか。もしそんなことがあったら座骨神経痛の可能性があります。
どこかの筋がつったかななど自己判断で湿布などを貼ってすませてしまう方も多いかもしれません。ところが症状を繰り返すうちに痛みで歩けない、椅子から立ち上がることができないといった状態になることがあります。最初は単なる腰痛かと思っていたのに、さらに状態が悪化すると立っているのが辛い、横になっていても痛むなどに発展する可能性もあります。坐骨神経痛は昔から知られた言葉ですが、実際には病気というよりも座骨神経に生じた痛みや痺れの総称のこと。座骨神経は末梢神経のなかで最大のものでお尻から太もも、ふくらはぎへとつながる長い神経です。
その為、痛みや痺れが出るところもさまざまでお尻から太もも部分が多いものの、ひざ裏やもっと下の部分に症状が出る方も少なくありません。原因も人によってさまざまで初期は運動、スポーツのしすぎや反対にデスクワークによる運動不足で引き起こされるものもあります。
軽症のうちに自分の原因を理解し、予防を含めたきちんとした対策をとることが必要です。では、実際に坐骨神経痛による治療とはどのようなものがあるのでしょうか。
千葉市にある整体院ではこんな治療の例があります。
もともと腰痛持ちだった患者は学生時代、スポーツ大好きで水泳に陸上と幅広く行ってきました。腰の痛みや膝痛は自覚していたものの周りのストイックさに腰が痛いくらいで休んでいられないと無理をしていました。とにかく必死に練習をしてきましたが、ある日とうとう痛みから起き上がることが出来なくなり、泣く泣く整形外科を受診しました。
腰痛があると自覚してから3年が経過していたそうです。ところが病院に行くのも四苦八苦でした一人では行けないほど悪化していたので母親に付き添ってもらうことにしたのです。痛みで意識が朦朧とする中、MRI検査の結果、椎間板ヘルニアと診断されました。それと同時に整体院に足を運びました。
そこではまず姿勢矯正から始めたそうです。姿勢矯正をするためにまずは私生活の見直しから始め、長時間同じ姿勢でいるなど、自分の姿勢を気をつけたそうです。そして整体院の先生から教わったストレッチやマッサージを地道に続け、今では痛みをほとんど感じなくなったそうです。