自分の足をまじまじと見たことはあるでしょうか?
私は、左足の第2指(人差し指)が第1指(親指)より長くて、右足は第1指(親指)が一番長いです。
なんで左右で違うんだろう…と思ったのは随分前のことですが、人の足を、足先のかたち(足の指の長さのバランス)で分類すると、おおよそ「エジプト型」「ギリシャ型」「スクエア型」の3種類に分類することができます。
?まず、第1指(親指)が一番長いタイプの足を、「エジプト型」と呼びます。日本人の中では最も割合の多いタイプで、約65%?75%くらいの割合なのだそうです。
続いて、第2指(人差し指)が一番長いのが、「ギリシャ型」で、10%?25%くらいの割合。
最後に、第1指(親指)と第2指(人差し指)がほぼ同じ長さなのが、「スクエア型」で、5%?10%くらいの割合なのだそうです。
ちなみに、「エジプト」「ギリシャ」という名前はどこから来たのかと言えば、 古代ギリシャやエジプトの彫刻の足の形からきたそうです。
どのかたちが良いということはありませんが、「エジプト型」は、外反母趾になりやすいと言われていて、「ギリシャ型」は、足の指の第2関節が 屈曲して槌状(ハンマー状)に変形しやすい、「スクエア型」は靴ずれができやすい等の傾向があるようです。
足に痛みを感じる人は多いとは思いますが、足のアーチ(縦アーチ、横アーチ)や、踵の骨の傾き、土踏まずなど、色々な要素が関わってくるので、あくまで傾向があるというだけのことです。
ちょっとした時に、何となく自分の足を眺めてみて自分の足の特徴を知ると、靴を選ぶときなどには役立つのではないかと思います。