近年、全国的にメタボリックシンドローム、もしくはその予備軍の人が増えてきて、早めの対策が叫ばれているのです。メタボリックシンドローム、通称メタボはそれだけでも十分に体に悪いと言えるのですが、他の病気を発症した場合、メタボゆえに重病になる可能性が高いのです。しかも健康体の人に比べて病気にかかりやすくなっていて、すぐにでも対処をしないといけないのです。
そして国や地方の自治体が対処を急いでいるのは、メタボの人が増えるとそれだけ病気の可能性が高くなり、さらには健康保険や医療費の問題が大きくなってしまうからです。ただでさえ長寿化が進み、高齢者の数が増え続けていて、今でも医療費は大変なことになってしまっているのに、メタボが増えることでさらに圧迫されてくるのです。それゆえ対策に乗り出していて、その一例が千葉市のプロジェクトなのです。
千葉市で実験的に行われていたアプリで健康ウォーキングというのは、市が行ったウォーキングによってどれだけ健康に影響があるのかを調べるものです。もっともただ行うだけでは参加者が得られませんので、専用のアプリをスマホにダウンロードして使うことによって、歩数がポイントとなって、一定数溜まるとゲームに参加できたり、懸賞に応募ができたりなど楽しみがあるのです。これによって参加者が増えて、その結果として成功を導き出したのです。ウォーキングの効果によって体脂肪と体重が減少した数は多く、メタボ対策として効果的だと分かったのです。
しかしながら世の中にはウォーキングが好きではない人もいて、特に中高年の男性は苦手な傾向にあるのです。それなら特異な分野で運動、スポーツを行うのがよく、その年代ですとゴルフがおすすめになっているのです。恐らく接待などで行ったこともあるでしょうし、ホールに出てプレイをしなくとも、打ちっ放しだけでも十分に運動の効果はあるのです。ただし気を付けなければいけないのが、無理に頑張りすぎて体を負傷してしまうことで、特にゴルフは体をひねる動作があるので、事前にしっかりとストレッチなどをしておかないと、腰痛や坐骨神経痛になってしまう恐れもあるのです。
健康のために負傷する、こんなバカげたことはありませんので、事前の準備は大切です。そしてもしも体が痛くなったりしたら、すぐにでも整体院に行って診てもらうことが大切で、そのまま放置すると重症になる可能性もあるので、自分の判断ではなく専門医に行くことが大切なのです。