気が付けば、もう明日から8月突入ですね。
月日が過ぎるのってホント、早いですねー。
前回、夏の野菜について書きましたが、
今回は夏の旬の果物について調べてみました。
・初夏から盛夏…スイカ、さくらんぼ、パイナップル、マンゴー
・初夏から晩夏…メロン、もも・すもも、
・盛夏から晩夏(秋口まで)…ぶどう、いちじく、なし
・秋口から盛夏…キウイ
夏に実る果物には、体の熱を取ってくれる働きがあり、しかも、どんどん使って減るばかりのビタミンCをたっぷり補給してくれるのです。
果物に含まれる栄養素はビタミンCばかりではありません。カリウムやビタミンA・E・B類、食物繊維、βカロチン…ひとつひとつあげるときりがないほどです。ひとつひとつの果物にそれぞれ違った栄養素が含まれていますので、少しずつたくさんの種類を食べる事でバランス良く栄養が取れます
◎フルーツが体にもたらしてくれる嬉しい効果
「くだものを毎日200gとろう」という呼びかけがあるほど、果物が体にもたらしてくれる効果には良い事がたくさんです。たとえば酵素。朝にフルーツを食べる事で酵素がとれ、ダイエットやデトックスの効果が期待出来るというのは常識になっています。
酵素というと、価格の高いサプリメントが色々と出ていますが、実は、毎朝、新鮮なフルーツをしっかり食べるだけでも充分にフレッシュな酵素が取れるのです。フルーツは煮炊きをせず生で食べるものですから、栄養素が熱によって損なわれることがほとんどありません。
モーニングフルーツ(朝食べる果物)を習慣にしている人達からは、「お通じが楽になった」「肌がきれいになった」「目覚めがすっきりする」など、体の変化を喜ぶ声が上がっています。
果物に含まれる水分やミネラルも、眠っている間に消費した水分や栄養をサポートしてくれるので、体に負担のない栄養補給ができるのです。
フルーツは総合栄養食や完全食とも言われるほど、含まれた栄養のバランスが素晴らしく良い食べ物です。脳や体が必要とする糖分もちゃんと含まれています。しかも加工された砂糖のように急に血糖値を上げる事もないので安心して食べられます。
◎フルーツの栄養を損なわない食べ方
フルーツはとても消化の良い食べ物です。食後に食べる習慣がある人もいると思いますが、本来はお腹が空いた時に食べるのが正しい食べ方です。そうするとお腹の中でスムーズに消化され、排泄までの間に腸のお掃除もしてくれます。
食後に食べると、消化の遅い食べ物に阻まれて排泄までの流れがスムーズに行かなくなるので控えた方が良いですが、もし食事と一緒に摂りたい時には、食前に食べるようにしましょう。
生で食べるのがもちろんですが、数種類のフルーツを合わせてミキサーにかけ、ジュースとして飲むのも良いですね。手軽にたくさんの種類をとりたい時にはジュースが最適です。体が疲れているときでも、ジュースやすりおろしたものなら楽に飲めますので、水よりもずっと栄養が取れますね。
夏バテは汗と一緒に体の大事な成分が大量に消費されて不足する事で起こります。完全食とも言われるフルーツを毎日食べる事で、サプリメントには出来ない「全体のバランスが取れた栄養」を取り入れることができますので、暑さの厳しい夏にこそ、積極的にフルーツを食べて元気な体を作りましょう。