成長ホルモンの分泌を活性化させるために大切なことは、睡眠、運動、食事(特にたんぱく質の摂取量)です。そのなかでも特に重要なのが充実した睡眠です。
成長ホルモンが最も多く分泌されるのは、睡眠中の午後11時から午前2時の間です。睡眠中に均一に分泌されるのではなく、寝ついて2時間以内の深い眠りのときに多く分泌されます。
睡眠は健康な体と心を維持するために重要な行為です。睡眠の質が最も高いときに、脳細胞をはじめ体の細胞は疲労から回復し、皮膚基底層では細胞分裂は活性化、脳下垂体からは成長ホルモンが分泌されます。
睡眠の質を低下させる要因として、ストレス、運動不足、過労、大量のアルコール摂取、肥満(睡眠時無呼吸症候群)、悪い睡眠環境、交感神経の緊張、そして松果体からのメラトニン分泌低下が挙げられます。
睡眠の質を上げるための工夫として、
・睡眠時は照明を真っ暗にする。
・室温は18℃から25℃。湿度40から60%
・とにかく眠る(睡眠時間の確保)
・副交感神経を刺激する。
・夜にカフェインを摂らない。
・ストレスを癒して眠りにつく。
・なるべく音のない静かな空間にする。
・鼻呼吸。
昔から「寝る子は育つ」「美人は夜つくられる」といわれますが、睡眠中に分泌される成長ホルモンによる「骨や筋肉の成長」「美肌の維持」を示しているのでしょう。成長ホルモンの分泌を促し、その働きによる若々しさを保ち、取り戻すために良質な睡眠は大切です。
睡眠環境を整える工夫をしてみましょう。
また、からだが歪んでいると24時間、寝ているときも筋肉が緊張状態です。緊張したまま睡眠をとっても疲労を回復することは難しいです。
すこやかBB腰痛整体でからだを調整すると、「よく眠れる」という感想をいただきます。からだを調整することは自律神経を調整することでもあります。よりよい眠りのためにからだの調整をおすすめします。
LOVE&PEACE
きりとおし ようこ