すっかり秋めいて来ました。
北海道の山々も色づいて来たようです。
関東の山々の色とりどりのお化粧の便りももう時期に見られるかもしれませんね。
そして日本の伝統的風習の「お彼岸」の入りも近づいてきました。
9月20日(土)お彼岸の入りです。
そして、9月23日(火)はお彼岸の中日。
この日にお墓参りをする方が多いのではないでしょうか。
そして、9月26日(金)がお彼岸明けとなります。
「お彼岸」の風習は日本独自の風習です。
お彼岸には、春の彼岸と、秋の彼岸があります。
春のお彼岸は「春分の日」、秋のお彼岸は「秋分の日」と言い、
それぞれ国民の休日です。
春の種まきや秋の収穫とも結びつき、
自然に対する感謝や祈りがご先祖様に感謝する気持ちに繋がって、
お彼岸は大切な日本の風習となりました。
彼岸の入ったことわざで、
「暑さ寒さも彼岸まで」があります。
厳しい残暑や寒さも目処がつくため、このことわざをいうようになりました。
またお彼岸は、迷い、悩み、煩悩にまどわされている人間が、悟りの世界と通じるときでもあります。
自然に寄り添う暮らしの中で、暑さ寒さやそれに伴う様々なつらさも、
彼岸のころには和らいで楽になるよ・・・・
「暑さ寒さも彼岸まで」には励ましの意もあったそうです。
改めてこのことわざの意味を知ると、
自分が友人が家族・・・生きていれば必ず壁にぶつかることがあります。
順風満帆な、何事ない人生などありません。
そんな時、このことわざを思い出して、「まっ、いっかぁー」と呑気にしてみるのもいいかもしれませんね。